10 x 10

気の向くままに、自分の好きなコトについて文書で発散中~

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008/02/02

ラスト、コーション(色|戒)

公開を楽しみにしていた「ラスト、コーション」を公開初日に観てきた。
去年から何かと話題で期待が膨らむ一方、監督のネームヴァリューで過大評価されてるんじゃないの?なんて、ちょっと穿った思いもあった。
でも作品を見終わった後、そんな自分に反省…スミマセン、監督。
ホント、評価される価値のある作品でした。

正直言うと、観る前は「どんなエロい映画になってるんだろう(#ノノ)」というスケベ心(笑)が大半だった。なんというか、団鬼六先生の世界が展開されているのかと思ってましたよ…(苦笑)
でもソレは全くの誤解で。
確かに過激な性描写が少なくはないけど(始めの方ではまだこの作品の真髄をわかっていなかったので、最初の濡れ場で「四十八手!? ここから四十八手が!?」とか下世話なこと思ってました…ホント、アホで済みません…)、それは物語の上では些細なことで…って、些細なことでもないのだけど…うーん、上手く言えない…。
兎に角! エロイところだけが注目されるのはオカシイぞ!と言うことで。

今回この映画を観に行った切っ掛けは、やはりトニーさんなのだケド、最初から最後まで印象に残ったのはタン・ウェイ演じるワン・チアチー。
もう彼女の人生が切ない…。
父親に見放され(たも同然)、大学で出会った男は理想ばかりが高いヘタレ男…。あんなヘタレのために純潔まで捧げて…(涙)
愛情に乏しかったチアチーがイーに心動かされるのも仕方ないことだと思う。
今まで彼女が愛情を欲した男たちは言葉ばかりで、行動を起こして彼女の愛情に応えなかった(別に、彼女自身は見返りを期待していたわけではないと思うケド…)
でもイーだけは一番分かりやすいカタチで彼女を欲してくれた。それが暴力的な性愛であったとしても。しかも、あんなに必死にしがみつかれ、かつ情事が終わった後のイーの普段とは全く違う、頼りなさげな心もとなげな顔を見てしまったら! もう母性本能くすぐられちゃうわよね!と。
そこに駄目押しのピンクダイヤ。娼婦としてでなく、彼女自身が愛されている証を出されてしまってはもう降参するしかないよな、と。
うーん、言葉にしてしまうと何とも陳腐な感じだけど(苦笑)

最初から最後まで、気高かったチアチーは素敵だった。その時々の選択は愚かしく見えるけれども、自分の意志を貫くチアチーは、惚れ惚れするくらい格好良い女性だった。幸せになって欲しかったなぁ。
そのチアチーを見事に演じたタン・ウェイ…新人とは思えない素晴らしい演技。トニーさんが霞むくらい(笑)
イヤ、トニーさんも素敵だったけどね。時折見せる不安げな表情とか…。
でも最後の脱兎の如く逃げる様が。あそこで全て吹っ飛んじゃった(笑)
まぁ人間、本気で逃げる姿は無様だと思いますが、あそこまで無様だと(笑)
リーホン…クァンという役がピッタリなルックス(笑) あのルックスがあってこそ、クァンのヘタレ具合が活かされるな、と。苛立ち度MAX(苦笑)
そしてこの作品を作り上げたアン・リー監督…ホント、素晴らしい監督なのだな、と改めて思った。短編小説をここまで濃厚な映画に作り上げるとは。
BBM同様、こちらも原作を読んでみたくなった。原作を読んでからもう一度映画を見直してみたいと思う。それまで地元の映画館で上映してますように!(笑)

そういえば、冒頭の麻雀シーン。あそこの役にも意味があると聞いていたので、目を皿のようにして観ていたのだケド、イマイチ良く分からなかった…。
んー、どの辺に意味があったのだろう? チラっと見えたチアチーの手が「一萬」でアガリだったように見えたのだけど、その辺なのかな? 「イー」待ちってことで。でも其れがどう物語に繋がっていくの!? 気になるー。
スポンサーサイト

ホーム

Home

 

プロフィール

momota

  • Author:momota
  • 蠍座・O型
    ◆最近の好物
     梁朝偉(トニー・レオン)
     ガエル・ガルシア・ベルナル
     五代目 尾上菊之助
    ◆常に好物
     syrup16g
     エレファントカシマシ

今後の予定

【11月】
・花形歌舞伎@新橋演舞場
・Some Get Town Tour@LIQUIDROOM
【12月】
・12月歌舞伎公演@国立劇場大劇場
・中尾諭介@青山 月見ル君想フ(希望)

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。