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気の向くままに、自分の好きなコトについて文書で発散中~

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2006/02/16

二月大歌舞伎

二月の歌舞伎公演の夜の部に「京鹿子娘二人道成寺」があると知り、これは絶対に観に行かねば!と思い、母を誘ってみるも断られる…(夜に母が家を空けると父の機嫌が悪くなるという理由で・泣) しかし、この演目は絶対に良い演目に違いない!という確信があったから、歌舞伎会の会報に載っていた写真を見せて「ほ~ら、こんなにキレイな菊さまが観れるんだよ~」と誘惑し、見事(?)一緒に行けることに(笑)
最初は一等席で夜の部だけ観ようかと思ったのだけど、昼の部にも菊之助丈が出るとあって、どうせなら昼夜通しでということで、ランクを下げて三階A席で通しで観ることに♪

それでは軽~く感想など…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、 春調娘七種
橋之助さんの優男っぷりが素敵だった。この人は何をやらせても上手いなぁと思う(素人目だけど…) 前回の弁慶も良かったし。好きな役者さんだな。

ニ、 一谷嫩軍記
イヤホンガイドを聴かないので話が良く分からなかった…。幸四郎さんの演じる熊谷直実は何で敦盛に惹かれたの? 小次郎と似てたから?? 良く分からなかったから頭の中で勝手に萌え設定に変換してみたら、大変楽しい演目でした(爆) アホでスミマセン…。

三、 浮塒鴎
昼の部のメイン(笑) 菊さまは今回も美しかった…ってソレばっかり(笑)
今回は大店の娘役ということで、着ている着物も髪飾りも豪勢で更に美しさが際立っていましたよ! ホント、菊之助丈の周りだけ妙に明るいんだよね~。momota独自のフィルターがかかってます(笑)
相手役の橋之助さんも美男なんで、美男美女が揃ってホント眼福眼福(笑)
只この演目、花道を良く使っていて、3階席からだと花道が死角になるのでその辺が微妙~なカンジだった…。周りからも不満の声が上がってたケド、それが値段の差だから仕方ないか…ガクシ↓

四、 幡随長兵衛
なんだか不条理な話だった…。簡単にいうと「出る杭は打たれる」ってカンジかしら? でも気に入らないからといって殺すことないじゃーん。アンタも殺されると分かっていて殺されに行くことないじゃーん。
でも冒頭の劇中劇は面白かった。コレも1階席で観てたら更に面白かっただろうな~。
あ、あと血気盛んな若衆たちが可愛かったなぁ。

以上で昼の部終了(11:00~15:45)
続いて間をおかずに夜の部へ。

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、 梶原平三誉石切
演出が大袈裟で面白かった。あと、囚人が自分の心境をお酒の銘柄に例えて言う件とか。
でもこの話、間はもう少し削っても良いんでない?と思わなくも…ってソレは自分が寝てしまったから思うことかもだケド(爆)

ニ、 京鹿子娘二人道成寺
本日のメインディッシュ! コレがやっぱ最高に良かった!!
もうね、コレ観てない人は損してるよ! 絶対観たほうが良いって! 
てかアタシがもう一度観たい!!
(笑) あ~時間とお金に余裕があったらなぁ(泣)
いやホント想像以上に良かった。途中、もの凄く空気の張り詰める場があって、その静の空間から動の空間に移る場の緊張感の凄さといったら! 鳥肌立っちゃったよ!
初っ端から二人で踊るのかな?と思ったら、菊之助丈がメインというか…菊之助丈演じる白拍子花子は実体で、その情念が玉三郎さん演じる白拍子花子という形で現れるといったカンジで、鏡写しというよりは玉三郎さんが陽炎のような存在に感じられた。
何でそんな風に思ったかというと、二人の風情がぜんぜん違ったから。
菊之助丈の花子は儚げで、相手を恨むよりは自分を責める…例えて言うなら人魚姫のような雰囲気。
それに対し玉三郎さんの花子は情熱の女、相手のことは恨みの炎で燃やし尽くす!といった感じで…ホント、ときどきドキっとするくらい恨みのこもった表情で鐘のことを睨むので怖かったですヨ(泣) こういう表情が出来るトコロが「円熟」と言われる所以なのかしら?
でもその反面、二人でイチャイチャ(←momotaフィルター・笑)してるトコロは「お姉さま」と「花子さん」といったカンジで百合っぽくて大変可愛らしかったです(←内心カノウ姉妹とか思ってました…爆)
もう色々と最後の最後まで目の離せない演出で、ホント面白かった!
あと手拭撒きがあったのにビックリ。1月の時には予告されてたケド、今回のは不意打ちだったから。思わず3階なのに手を伸ばしてしまったよ(笑)
それからこの演目は衣装替えが多くてソレも楽しかった。しかもどの衣装も豪勢なのがスゴイ。あんなのを何度も着替えるのは大変だろうに…。特に菊之助丈は着替える回数が多かった。ヤハリ若さでアタックなのでしょうか。踊りも菊之助丈の方が体力要りそうなのだったし…(笑) でも、もの凄く一生懸命さが伝わってきて良かった。緊張感もね、凄かったし。
やはり女方の大先輩とタイマンで勝負(←ある意味)するのは大変なんだろうなぁ。以前に玉三郎さんと組んだ加賀見山も大変だったみたいで…葛西アナウンサーは大絶賛してたケドね。本人凄く落ち込んだようで(←相当堪えたようで、朝日新聞のインタビューでも言ってた) コレも観てみたかったなぁ。
でも観たいと思っていた演目が観れて、しかもソレがすごく良い演目とあって大満足。あとは定期的に上演してくれると更に嬉しいのだケド(笑)

三、 人情噺小判一両
これまた昼の部のトリと同じく不条理話。こちらは「親切が仇になった」という。物語の結びまで軽妙に話が進んで、正に「人情噺」ってカンジだったのに、オチで悲劇になるなんて…。武士は食わねど高楊枝っていうケド、矜持のために死んじゃうのってどうなの? ソレって美徳なの!?
でも菊五郎さんの笊屋と吉右衛門さんのお殿様コンビは良かったな。なんだか浅田次郎の小説を思い起こさせる雰囲気だった。

以上で夜の部終了(16:30~20:40)
自分用のお土産に菊さまのブロマイドも初めて買っちゃった(*ノノ) 正に菊さまを十二分に堪能した一日になった(笑)
しかし丸一日歌舞伎座で過したことになるケド、想像してたより疲れなかった。むしろ疲れてない。やっぱり興味あるものに対しては脳が活性化されてるんだなぁ。体も現金だ(笑)
あ、あと今回気づいたこと。昼と夜の客層の違い。
今まで昼公演しか観たことがなくて、歌舞伎の観客はあぁ(周りの観客に気を使わない)なんだと思っていたケド、夜の部に来ているお客さんは違ったよ! 真剣に舞台を観ている人ばかりだった。基本、一人で観に来ている人が多かったからかな? 歌舞伎座であんな水を打ったような静けさを体験できるとは思わなかったヨ…。ホント怖いくらいの静けさだったさ。
昼間は暇つぶしに来ている人が紛れてるから“あぁ”なのかなぁ。真剣に歌舞伎を観に来ている人の邪魔はしないでくださいな。
でも反面、夜の部の人は自由に観すぎ! 五月蝿くないけど席は平気で移動してるもんね…特に西列の人たち。どっちもどっちかな(苦笑)
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