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2006/04/15

六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎

怒涛のド、ド、ド、土曜日・第三弾…ということで、今週は「六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎」を歌舞伎座で拝見。
今月は特別お目当ての役者さんが出ている訳ではなかったのだケド、今は一つでも多くの演目を観て勉強(?)せねば!なのです。
ではサクっと感想を…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、「狐と笛吹き」
鶴ならぬ狐の恩返しの話。なんだか歌舞伎というよりは、宝塚のような少女趣味全開の世界だった。ソレが別に悪いという訳でなく、少女漫画好きの自分からしたら馴染み易くて面白かった。もう展開がベタベタ過ぎで(笑)
最初は望んで春方の亡き妻の身代りをしていた“ともね”が、次第に春方に惹かれだし、自分こそを望んで欲しいと我欲を出すところが何だか胸キュン(笑)だったよ。妻の話ばかりする春方に「キライッ」といって走り去るともねの愛らしさといったら…乙女走りの福助さんにトキメイちゃったよ!(笑)
その後、念願叶って春方と思いを通じあわせてからの二人のバカップル振りとかホント、可愛らしくてね。
でも最後はこの手の話のお約束で、結局二人は今生では結ばれないという…。切ない、切ないなぁ。男女の関係にプラトニックは有り得ないってことなのかなぁ。てか、私は母さまのいう「死」とは「人間の姿に戻れなくなる」という暗喩だと思っていたから、本当に死んでしまったのにはビックリさ。
この作品、冒頭で、「死んだ妻を今なお愛し続けられるキミ(春方)は幸せ者だ」という台詞があるのだケド、この台詞を聞いただけで何だか泣けてしまった。ホント、そういう相手に巡り合えたら幸せだよなぁ。
機会があれば、又観てみたい演目。今度は是非、役の年齢に近い役者さんたちで! 初々しさが出てカワイイだろうな~(笑)
でも終始、春方の身勝手さにムカムカしてたのはココだけの話(笑) 悪気がないのは分るケド、もう少し相手のことも考えようゼ~、春方クン(笑)

二、「高尾」
雀右衛門丈の舞踏。正直な感想としては、もう少し動きのある舞踏の方が好きだな~というカンジ。崇高さが分らなくてスミマセン…。

三、「沓手鳥孤城落月」
冒頭に出演の、裸武者@国生くんが素晴らしかった! オバさん感激して涙出ちゃったワ!(笑) イヤ、本当、素晴らしかった。役者魂を感じた。今後の成長が楽しみだな。
その後は眠気と戦っていて殆ど記憶にナイ…。スミマセン…。

四、「関八州繋馬」
正月の浅草歌舞伎で亀治郎丈が演じた演目と基本は同じ、って解釈で良いのかしら? 浅草のは亀治郎丈の独擅場ってカンジだったけれど、こちらは色んな役者の顔見世的なカンジで、コレはこれで面白かった。色男テンコ盛りってカンジだったし(笑) でも花道が観える所からの見物の方が更に楽しかったかも。3階B席からの見物だったので、花道は全然観えなかったから…残念↓
この作品で、初舞台の玉太郎くん登場。健気にお役を務める姿を観て、又涙が…。ホント、オバチャンの感覚になってきてるなぁ(泣)

続いて間を置かず夜の部へ。

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、「井伊大老」
コレも眠気と戦っていて殆ど記憶にナイ…。スミマセン…。

二、「口上」
幹部俳優が六世歌右衛門の追善口上…ということで、そうそうたる面々が勢ぞろい。家毎に裃の家紋は当然のことながら、色味にも違いがあって観ていて楽しい♪ 市川家は髷も特別と以前TVで聞き、左團次さんの髷をほほぅと観る。
口上は左團次さんと菊五郎のおとっつぁんの話が砕けてて面白かった(笑)
最後、初舞台の玉太郎くんが登場。福助さんの隣にちょこなんと座り、ご挨拶。隣の福助さんが終始気に掛けていて、お母さんみたいだった(笑)

三、「時雨西行」
藤十郎さんも既に70歳を越えているはずなのに、動作が滑らかで全然歳を感じさせなかった。ヤハリ70代と80代では違うのだな~などと思いながら観てた。

四、「伊勢音頭恋寝刃」
やっと仁左さまをしっかりと観れたよ~。前回の菅丞相の時は全然観えなかったからなぁ。でも今回は仁左さまの色男っぷりを十分堪能することが出来た。
でもこの演目で一番すごかったのは福助さん! 面白かった~(笑) 失礼ながら、福助さんは声で損をしているよなぁと思っていたのだケド、今回の万野に限ってはアノ声音がピッタリだった! ホント、厭味~なカンジが良く出てて(笑) 実際にこういう人が居たら嫌だケド、劇で観る分には憎めないカンジ。
あと、苦手だと思ってた勘太郎くんの女方も思いのほか良かった! 侮っててゴメンヨ。しかし勘太郎くんはどの役をやっても真面目さが窺えるな~と思った。今回のお岸も健気なカンジが可愛らしかった。
しかしコノ作品、最後のオチはアレで良いの!? すわ心中か!?と思ったら、大団円で終わってビックリさ! 思わず「エェー!?」って声出しちゃったヨ(笑) あんなにイッパイ人殺しちゃってるのに…。きっとあの後、主に刀と折紙渡して切腹するのね…時間がないからソコまで上演しなかったダケよね…そうでないとマズイでしょ(汗)
実際にあった殺人事件を元にしてるってコトだケド、ソッチはどういう理由だったんだろう??
あと、油屋さんのハマグリ(?)柄の団扇やら前掛けやらが可愛くて良かった。公演アイテムとして売れば良いのにー。


今回の四月大歌舞伎は、私の中では昼夜共に福助さん大活躍!ってカンジだった。ホント、今回の福助さんは良かったよ~☆ 五月の新橋演舞場も楽しみだな~♪
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≪ コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談 @ シアターコクーンホーム及川光博 @ 千葉県文化会館・大ホール ≫

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