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2006/05/12

團菊祭 五月大歌舞伎

今月は昼夜通しで菊之助が出るということで、母上と一緒に観劇してきた。
それではサクッと感想を…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、「江戸の夕映」
初っ端から菊さまが観れる~♪♪♪と、浮かれていたのだケド、実際は思っていたほど出番が少なくて残念↓ イヤ、もっと出ずっぱりなのかな~と思っていたから…。
でも松緑とのバカップル振りはカワイカッタ~vvv 冒頭の茶店(?)での二人の世界っぷりに思わずニヤニヤ。なんですか、この人達、ワザワザ人前に出てきてイチャイチャしちゃって! 周りも迷惑してますよ!(←実際に辟易してるカンジ) 公害ですよ!(笑)
話自体は舞台転換が多い上、転換に時間もかかるので、何だか間延びしたカンジ…本当はもっと簡潔に出来る話だと思うのだケド…まるで○○○○の小説のような(←長ければ(厚ければ)良いってもんじゃナイデショ!という)
あと、脚本が初演時の役者(各々の祖父)で宛書きされている為か、時々「?」と思う台詞が(松緑に対する「この人はお父さんに似て太ってて~」の件とか)…当時はしっくりした台詞だったのかも知れないケド、今回、今風に直したりはしなかったのかしら??

二、「雷船頭」
松緑と右近の舞踏。右近の踊りが上手いと母絶賛。
観ているときは楽しく観ていた記憶があるのだケド、今思い返してみると余り印象に残っていない…。アワワ。

三、「外郎売」
團十郎舞台復帰の一幕とあって、幕見も大入り。
書割に、普段は見かけないお札が奉られていて、周りの復帰に対する思いが窺えて、何だか胸が熱くなった。そして途中の復帰口上では、コチラも感極まって思わず涙(←歌舞伎歴短いのにね・笑) 未だ万全とはいかないだろうケド、無理をせず、舞台に立ち続けて欲しいです。
作品は曽我物とあって、登場人物の衣装がみな派手で、見目も楽しかった♪ キレイドコロが多いのが素敵vvv 「決闘! 高田馬場」でおウメ婆さんを演じた萬次郎が見違える程の美女振りで感嘆。亀寿の遊君もカワイカッタな~v
そして外郎売の見せ場・早口の言い立ては、言えなさそうで言えていることろが凄いな~と(笑)

四、「権三と助十」
世話物の菊五郎は良いね! 最高だね!と思わせる作品。もう、お父っつぁん大好き!(笑)
作品自体も面白く、舞台転換もスムーズで飽きずに最後まで観ることが出来た。
主役二人が変に正義感の強い人物でなく、ちょっと小狡いトコロも有ったりするのだケド、基本的に人情家の憎めない人達で、こちらもニコニコしながら彼らの様子を観ていた。
権三夫婦と助十兄弟が各々に可愛くてね(笑) 普段はケンカも多いケド、お互い大切に思っているトコロとか。良いな~。
大岡越前の名裁きを背景にしているせいか、後味も良いし、もう一度くらい観てみたいなぁ。
しかし田之助が出てきたと思ったら即幕でビックリ。「台詞が少なくて良かったね」って菊五郎に言われちゃってたケド、ソレをそのタイミングで言っちゃったら田之助が霞んじゃって可哀相だよ、お父っつぁん(笑)

全ての演目が終わって出口に向かうと、受付に富士純子さん。中日だからかな? スラリと背が高く、清々しい雰囲気の方だった。
続いて間を措かずに夜の部。

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、「傾城反魂香」
葵太夫のHPで「傾城反魂香」の粗筋を読んでいたので、割りとすんなり物語に入ることが出来た。
途中、ちょっとダレたりしたケド、又平が死を覚悟して最後の絵を描き筆を置く場面で思わず涙。妻が筆を置かせようとするのだけど、又平の手から筆が離れない…何だか絵描きの執念というか性が窺えて切なくなった。才能の如何に関わらず、描くことを止められない…そういう人っているよな…(まぁ、又平には才能があったワケだケド)
しかしこの後が良くなかった。絵の才能を認められ、名を貰った又平の浮かれようが。確かに念願だった名を貰え、認められたことは喜ばしいことだと思うケド、あの浮かれっぷりは只のアホウにしか見えなかったヨ…。師匠も早まったと思ってるよ、きっと…(苦笑)
てか、もっと奥さんに感謝しろ、又平! 奥さん居なかったら手水鉢に絵を描くこともなかったし、そうなれば、絵の才能を認めて貰えることもなかったんだから。この作品、奥さんが真の主役だよね。奥さんLOVE(笑)
しかしアノ手水鉢の奇跡、どういう仕掛なんだろう?? 三階席からだと遠くて良く分らなかったー。気になるーーー!!

二、「保名・藤娘」
「保名」…観るまでは、立役かー、海老と菊の演目が逆だったらな~、菊さまのお姫さま姿が観たかったな~と思っていたのだケド、立役の舞踏も素敵だった~vvv
設定が「二人碗久」と似た感じだったから、あぁいうカンジなのかしら?と思っていたらコレ又違って。碗久は“人”というカンジがしたけれど、菊之助の保名は浮世離れしていた。もうね、人じゃないよね! 妖精さん!?ってカンジで!(笑) フィルターがかかっているのは重々承知だケド、やっぱり美しかったよ~vvv
でもそういう風(人外)に観えちゃいけないんだよね? コレ(苦笑)

「藤娘」…こちらは基本が人外だケド、人外に固執する余りか、表情が乏しくて、コレはコレで表現に問題有り?なカンジだった。
無表情(つれなさ)と微笑(愛敬)のメリハリが有っても良いと思うのだケド…冒頭の笠の顎紐を持って口元に持ってきたトコロでニコッっと微笑を浮かべたらイチコロだったのに! と思うのは、自分の“藤娘”に対するイメージが小悪魔だから? 清楚ってかんじではないンだよな~。
でも舞台美術も衣装も華麗で、菊さまでも是非観てみたいわ~(←結局はソレか・笑)

三、「黒手組曲輪達引」
イヤ~、もうこの作品がバカさ全開で(笑) 途中何度「バカだよね」と言ったことか(笑) でも、そのバカさ加減が楽しくて、面白くて…大好きだ! 出来ればもう一回観に行きたい!
よく他の役者さんが付き合ってくれたよな~と思う。お父っつぁんの人徳かしら? しかしこの菊五郎の後を、菊之助は無事に継げるのかしら…(笑)
「助六」のパロディということだケド、元を知らないのが残念。元を知っていたらもっと面白いンだろうなぁ。でもソレを抜きにしても面白かったから良し!
菊之助もキレイドコロの役で、出番も多くて眼福・眼福v この人は本当に色気が有るよな~。海老蔵と並ぶと美男美女で尚良し! しかし海老との絡みは少なくて残念↓ てか、海老の出演が冒頭のみだったのにビックリ。もっと出てるかと思ったよー。
最後、大立ち回りがあったのだケド、舞台転換で引かれた幕を、終了刻限ということもあり終了の幕と勘違いして帰ってしまう人が多く、危うく釣られて帰りそうになってしまった…随分消化不良な所で終わるな~とは思っていたのよ、危ない危ない(汗)


菊之助を観るのは3月以来だったので、もうこの日が待ち遠しくて待ち遠しくてvvv 菊之助を観れるだけでも幸せ(笑)なのに、今月はどの作品も素敵で、ホント楽しく一日を過ごすことが出来た。
又暫く菊さまはお預けだけど、早く舞台の方に復帰して欲しいな~。それまではお父っつぁんに楽しませてもらうか(笑)
あーでも見納めに、もう一回観に行ってしまおうかな…(←諦めが悪い・苦笑)
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