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2006/05/16

五月大歌舞伎 @ 新橋演舞場

先週の歌舞伎座に引き続き、この日は新橋演舞場の「五月大歌舞伎」を観てきた。
当初、早々有給は使えないし、土日のいずれかに観に行こう~と思っていたのだケド、歌舞伎会会員先行発売の頃は三階席がほぼ完売状態…そんな中、唯一昼夜共に三階席が余っていたこの日を購入。席を選べる余裕も無い状態だったから、当然席は良いハズがなく…西列側だったのだケド、こんなに酷いとは思わなかった(泣) 次回からは、もう絶対買わない席決定!(苦笑)
で、肝心の作品の感想はというと…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、「ひと夜」
当初、誰がどの役でどういう役回りなのか理解しないで観ていたので、冒頭の松太郎がその場に居ない連合いに対してヒステリーを起こしている場面で、ゲイの痴話喧嘩!?とか思ってた(笑) てか、松太郎は脇役だと思ってたし(苦笑)
芝雀の“おとよ”は女に嫌われる女だった。実際こういうヤツが居たらムカツクー。ってか、何で男は好いように騙されるのか不思議(苦笑)
でも最終的には、おとよと松太郎のバカップル振りがカワイカッタから許す(笑) もう本当に迷惑なカップルだったよ。今月は歌舞伎座にも迷惑なカップルが居たけど(笑)、アッチは態と見せつけてるケド、コッチは無意識だからな~。ホント、迷惑なんでイチャツクのは他所でやってください(笑)
久方振りの上演らしいケド、他の配役でも是非観てみたい作品だった。

ニ、「寿式三番叟」
割りと良く上演される演目らしいケド、観るのは初めて。
想像以上に音も踊りもダイナミックで凄かった。只、染五郎と亀治郎の体格の差が勿体なかったな~と。何か染五郎が貧相に観えてしまったよ…(失礼)
扮装の所為か、「あさきゆめみし」やら「陽陰師」やらを彷彿とさせられ、また別の意味でも面白かった(笑)

三、「夏祭浪花鑑」
先月歌舞伎座で観た「」と似通った話。冒頭は割りと明るめなので喜劇とまではいかないケド、明るい話なのかな?と思ったら、流石歌舞伎(笑) 最後のオチはお約束の陰惨さ(苦笑)
観ていて良かったな~と思ったのは「難波三婦内」の場。 福助演じるお辰が良かった! 演技がというのでなく、お辰の心意気が格好良かった。「顔がキレイだから預けられない」との返答に、自分の顔を火箸(?)で焼くお辰。ブスな女だって、自分の顔を焼くなんて出来ないよ! で、「そんな顔になったら、旦那に愛想を尽かされるんじゃないか」との問に胸をポンと叩き「ココでござんす」と答えたトコロが格好良いー。姐サン、付いていきますゼ!とか内心思ってた(笑) でもこういう人なら、顔どうこう以前に間違いは起らないと思うのだケド…まぁ、周りを納得させるためには仕方ないことなのか…。
見せ場とされている「長町裏」 本物の水と泥が使われていたのだケド、ソレが、迫力がある!と感心するよりも、後で始末が大変そうだな~という方に気をとられていた…。
しかし義平次は殺されても仕方ないような憎いヤツだケド、殺す前に他に方法がなかったのかな? 歌舞伎の登場人物って結構短慮な人多いよね(苦笑)

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、「増補双級巴」 石川五右衛門
宙乗りがあるってことでか、昼公演より多くのお客さんが入っているように見えた。
夜の部も三階西列側だったのだケド、コノ作品に関しては宙乗りが間近で観れて、迫力があって良かった! 宙乗りは面白いな~。もっと他の作品でも観てみたい(笑)
話はあるようでないような…でも歌舞伎の様式美というか見せる所が沢山あって、ソレはソレで面白かった。宙乗り以外にも二階建ての櫓(?)のセットとか…見目の楽しい演目だった。

ニ、「京鹿子娘道成寺」
福助の白拍子花子は“娘”と言うよりは“熟女”だよな~なんて思っていたのだケド、踊りが進むにつれて娘らしく観えてきたのは、ヤハリ福助の成せる技なのかな~と不遜なことを思ったり。
でも二月の「二人道成寺」が強烈で、自分の中でアレを越える道成寺はナカナカ現われそうもないなー。
福助の花子は、見た目結構淡白そうと言うか情念が薄そうなカンジだった。まぁ、冒頭から情念メラメラじゃ、正体隠せないから当然か。むしろ、清姫の情念が徐々に乗り移っていった…と言う描き方だったのであれば、次第に娘っぽく観えていったのにも納得。
この道成寺でも手拭撒きがあったのだケド、所化サン達がリアルで若い(笑)子達だった所為か、撒いてと言うよりは、何処まで遠くに飛ばせるか競っているカンジだったから、結構後ろの席まで届いていたんじゃないかな?(笑)

三、「松竹梅湯島掛額」 吉祥院お土砂/火の見櫓
「吉祥院お土砂」の場は、基本的に笑わせる内容で、吉右衛門の長兵衛が終始笑わせてくれた。他にも要所要所で現代風の笑いを取り入れたり、叔父・甥ならではの身内ネタ(笑)を入れたりして、飽きがこなくて良かった。
しかし染五郎の吉三郎と亀治郎のお七は本当に恋仲なのか疑問。むしろ吉三郎は迷惑そうで、お七が一方的に好いているようにしか見えなかったのだケド(苦笑)
続いての幕「火の見櫓」は、前幕とは打って代わってシリアスな場。人形ぶりで描き出されるお七の思いが切ない。特に、義太夫の「羽根があれば、翼があれば飛んでいけるのに」というカンジの台詞に合わさる場面が切なさ倍増。雪が舞台に舞い、幻想的な雰囲気で、恋する女の時には醜い情念が美しく演出されていたと思う。
今回初めて「人形ぶり」なるものを観たのだケド、もうちょっと無機質なカンジだと、更に人形懸って見えて、振りとして面白いんでないかな?と。十分良かったケド、亀治郎には期待を込めて注文を(笑)
しかし、その後のお七はどうなるのですかね? やっぱ、死刑ですか?(爆)


今回の歌舞伎、どうにも席が悪くて集中して観れなかった感が…。観えないと覚悟していた花道は、TVが設置してあったお蔭で観れたのはウレシイ配慮だったケド、下手が全く観えないのには参った。余りの観えなさ加減に、西列側の人達は途中、席の大移動をしていたね(苦笑) あぁいう席は在る意味あるのかな? 何だかとっても損をした気分だった(泣) まぁ仕方ないけどね、貧乏なんだもん…。
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