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2005/04/10

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」 第二回目

本日の舞台: マシュー・ボーンの「白鳥の湖」 @ Bunkamura オーチャードホール

ザ・スワン/ザ・ストレンジャー: ジェイソン・パイパー/王子: クリストファー・マーニー

4月にもう一度観たいなぁ~と思ってたところにe+で半額チケット発売の情報が! これは絶好のチャンスとばかりに、バレエに興味のありそうな友人数名に即行連絡を入れ、内2名が行くということで、総勢3名で観てきた。
この情報を知ったのは、情報が配信された翌日…空席情報を確認すると、行きたい公演のS席は既に完売…遅れをとってしまった!と思ったけれど、半日後にもう一度確認したら、補充されたのかS席が残っていた。今回は予約だけして、座席は当日にならないと分からないというシステムだった。S席でも限りなくA席なSもあるし、いっそのことB席でも良いかな(先月の森山良子のコンサートで3階席は経験済みだったので)とも思ったけれど、半額だし、万が一良い席が当る可能性にもかけてS席で申し込んだ。
当日、引き換えてみると…34列2x番…限りなくA席寄りだったけれど(笑)舞台正面だったのでかなり観易かった。舞台から近かろうが遠かろうが、舞台正面は観易いのだなぁと思った。次からはその辺を参考に席を取らねば。

さて。今回の配役は前回と違い、ジェイソン・パイパー&クリストファー・マーニーのコンビ。役者が変わることによっての演出・雰囲気の違いを楽しみたかったので、この配役を確認した時は嬉しかった…の駄菓子菓子…(笑)
2度目ということもあって、話の展開が分かっている分、余裕を持って舞台を観ていた。第1幕が始まってザ・スワンが王子の夢の中に出てくるシーン…ここで鳥肌が立つんだよなぁと期待に胸膨らませてザ・スワンの登場を待った……………あ、アレ? スワン小さい??
私はバレエ界にはトンと疎い(むしろ知らない)のでジェイソン・パイパーがどのようなダンサーだか全く知らなかった。ただ、今回の公演に際しての新聞に載っていた記事で「若手のホープ」ということのみ認識していた。そしてダブルキャストというのは似た雰囲気というか体格の人が演るモノだとばかり思っていたから、ここまでの体格の差に愕然とした。雰囲気が違うとか以前にタイプが全く別なのだ。
ホセ・ティラードのザ・スワンは正にキング・オブ・スワン…全てのスワンたちの王様で、王子に対しても包容力(というか父性? 小さい頃から見守っていましたみたいな…光源氏!?)があるようなのに対し、ジェイソン・パイパーの場合はキングというよりは若いスワンの中でリーダー的存在というカンジで、王子とも同年代で、包容力というよりはより恋愛に近い関係だと思った。ホセが大白鳥ならジェイソンは若白鳥ってカンジだ…体つきも華奢だしね。
これは好みの問題なのだろうケド、私にとってザ・スワンはキングでないとイヤなのだ。だからどうもジェイソンのザ・スワンは馴染まなかった。彼が出てくる度♪圧倒的な存在感~♪(by syrup16g)のフレーズが何度も頭の中を廻っていた………ははははは…。
比べるものではないと思っても、どうしても比べて観てしまう。頭が切り替わらない。第2幕の王子と一緒に踊るシーン…よろけてしまったザ・スワンに不安が高まる。背中に伝わる汗の量も凄い。スタミナ切れなのか? この後の舞台は大丈夫なんだろうか…。
しかしそんな頼りないザ・スワンを逆に支えているように観えた今回の王子。そう! 王子はカナリ良かった! むしろ前回の王子よりお気に入り(笑)
幼年の王子から入れ替わって登場早々、そのノーブルな手の動きにノックアウト。キレイな動きをする人だなぁと思ったけれど、踊りの方もとても綺麗で。指先から爪先まで芯が通っているようなカンジで。だから今回はザ・スワンより王子を目で追うことが多かった。それに今回の王子は可愛らしかったんだよね…まだ大人になりきれていない…ってカンジで。踊りの中でも甘えが随所に窺えて…んーこの王子とキングの組み合わせ(ホセ&クリス)で観てみたい!!
また、今回は女王も前回とは違う人で、ルックス的には前回の女王の方が好みだったのだケド、踊りは今回の女王の方が好きだった。こちらも王子と同じで、隅々まで神経が行き渡ってる感が良かった。でも衣装のサイズが合ってないのか、スカート下のチュールが上手く捌けていなかったのが残念↓ シワになってるよ! シワに!(笑)

閑話休題。

今回の白鳥は良いとこナシか!?というとそういう訳でもなく。
途中休憩のとき、友人と先ず交わした言葉が「スワン小さっ」だった。この時まではやはり友人共々物足りなさを感じていた。やっぱスワンはキングでないとね~と思っていた。第3幕でもザ・ストレンジャーに魅力を感じない…ホセのザ・ストレンジャーのインパクトが強すぎて、粗探しばかりしてしまう。
ダメだなぁダメだなぁと思いながら迎えた第4幕…ここで鳥肌が立った。
第4幕事体、この物語の山場なので見ごたえのあるシーンが沢山あるというのもあるのだけれど、ここでの王子とザ・スワンの関係が良かったのだ。
ホセ&ニール組は、もうキングが「オレが守ってやる!」ってなカンジでザ・スワン=強者、王子=弱者な印象を受けたのだけど、ジェイソン&クリス組はお互いをお互いが守ってあげたいという…本当は強くはないけれど、好きな人のためには死力を尽くすというような…この辺がなんか胸を締め付けられるカンジでね…良かったよ。こういう違いを楽しみたかったの!
思い返してみれば、この組、カナリ恋愛寄りな解釈を受けるシーンが多かった。第3幕のお互い別のパートナーと踊ってるのに視線だけはお互いを追っているトコロとか。第4幕の他のスワンから王子を後ろに庇うトコロとか…ここでザ・スワンが他のスワンに威嚇するところが良かったよ、そおいえば。
ということで、この組もこの組なりに良かったのだけど…
スタンディング・オベーションする程のものだったかな!? だってジェイソンよろけてたよ!? 好みを抜きにしても、良く踊れていたようには思えなかったのだケド…素人には分からない良さがあったのかなぁ。
前回(ホセ&ニール組)のカーテンコールの時は誰一人立たなくて(そう安易に立つものではないのかと思ってたので)、私は心の中で「スタンディング・オベーションしたいくらい良かったよ!!」って思ってた。でも今回はそういう気持ちにはなれなかった………やっぱキングをもう一度観たい! 会いたいよー!! キングー!!!(笑)

と、すっかり白鳥の虜になっている私に友人が下した診断結果…

「あなたは白鳥病です。鳥インフルエンザの併発に注意してください」

………爆笑!!! 上手いよ! Y !!
そんな白鳥病のワタクシ…あと2回は観に行きたいなぁ。

♪末期症状だ 末期症状なんだ 放っといてくれ♪ (by syrup16g)
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