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気の向くままに、自分の好きなコトについて文書で発散中~

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2005/04/17

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」 第三回目

本日の舞台: マシュー・ボーンの「白鳥の湖」 @ Bunkamura オーチャードホール

ザ・スワン/ザ・ストレンジャー:ホセ・ティラード/王子:クリストファー・マーニー

先週に引き続き、またもや観に行ってしまった「白鳥の湖」…だってこの日はキングが出るような気がしたんだモンっ!(←モンとかいうな)
そう、私は確実にキングが観たいが為にExcelで表を作って予測を立てていたのです!(←そこまでヤルか・笑) その結果、17日昼公演にキングver.が来る確立…50%…表作った意味ないじゃん!(笑) でも前日の昼公演の配役がジェイソン&クリス組と聞いて、その確立は75%に上がった(土日公演の場合、土曜に昼公演をした組は、翌日曜に夜公演をするのが常だったので…)
万一ジェイソンが来た場合でも、そのパートナーは首藤さんのような気がした。どっちに転んでも観たいver.であるので、前日ギリギリ(18:00締め切り)に決断し、またe+でチケットを購入した。もちろん半額(笑)
前回e+でチケットを購入した際「チケットの引き換えは引換番号順」という言葉を鵜呑みにし、それぞれの引換番号毎にチケットが用意されているものだとばかり思っていたら、その様子もなく、引き換えたその時に一番上にあるチケットが渡されていたようだった。ということは、早めに行けば前側の席が貰えるかも…ということで、今回は引換開始時間に間に合うように会場へ向かった。会場へ着くと既に引換所には長蛇の列…これは早く来たところで良い席は貰えそうもないなぁと思いつつ、20分ばかり並んで貰ったチケットは…1階8列…8列!? 予想以上に前の席を貰えてビックリしつつ有頂天♪ なんだか今日は幸先良いなぁと思った。
その後、開演までの間に昼食を取ろうと東急近辺の食べ物屋をウロウロするも食指が動かず、結局東急地下の食品街へ…しかしココに来ても食べたいものが見つからずウロウロ。結局「和幸」でカツサンドを購入。その後「紀伊国屋」でお茶を買おうとレジに並ぶと…前でお会計している人からやけに清々しい雰囲気というかキラキラが零れていた…ア、アレ、この人知ってるよ?…てか首藤さん!! そう首藤康之さんがお会計をしてたのですよ! 内心「ぎゃー」と叫びつつお見送り(←小心者なので声掛けられません…) もの凄く凛としたオーラを放っていて、素敵だった…一流の人はオーラが違うって本当なんだなぁ。ココでまた幸せな気分になる。
しかし、首藤さんがこの時間に多分昼食であろうお買い物をしていたということは、夜はジェイソン&首藤組…ということは昼はキング!! やった! 今日来た甲斐あったよ!! と幸せ最高潮(笑) でも配役表をこの目で見るまでは油断は出来ない。昼食を済ませ会場へ向かう。
さてさて今日の配役は…ザ・スワン/ザ・ストレンジャー:ホセ・ティラード…ほっ、予想通りだわ(笑)…で王子はと…王子:クリストファー・マーニー…ク、クリス!? クリスって前回の王子のクリスですか? ぎゃー!!
なんと幸運にもこの日の配役は、一度で良いから観たいと思っていっていたホセ&クリス組だったのです!!! 内心そうであれば良いな、と淡い期待を抱いていたけれど…本当になるとは! すごいスゴイ凄い! 何たる幸運!! 流石大安!!! アリガトウ神様!!!!(笑) 配役表を手に思わず「チョーウレシイーッ!!」と歓喜の声を上げてしまった(←ハズカシイ…) その後も顔がニヤケっ放し…あぁ本当ウレシイ!! 幸せ度MAX(笑) この幸せを誰かに伝えねば!と前回一緒に行ったSさん(本当は一緒に観たかったんだけどね、都合がつかず…残念↓)にメールを送りつつ、開演を待つ。しかしこの日、当日引き換えの列がエライことになっていた所為か、開演時間より15分近く経ってからの開演となった。

この日の座席は1階8列目3x番…舞台からは近いけれど思いっきり右寄りだったので、左手前側と右手奥側は完全に死角になっていた。しかもこの8列目が曲者で、この会場はオケが入った場合7列目までがオーケストラピットになるので1~8列目は全く傾斜がないのだ。だから前に座る人によっては更に死角が増えるという…幸いにして背の高い人が前に居なかった+自分の座高が高い(笑)のでその辺は不自由しなかったのだケド、隣のお嬢さんは大変観辛そうで可哀想だった。
でも舞台からは本当に近いから、ダンサーの表情や、汗が飛ぶところまで細かく窺えるのが良かった。あんなに表情豊かに踊ってるとは思わなかった。目が悪いせいもあって、前2回はどのスワンも同じように観えてたんだよね…しかも小道具とか全然気付いてなかったし…4幕の病室のシーン、看護婦さんがお面被ってるの初めて知ったよ!(←遅い…)
だから今回は既に2回観て全体の流れは掴んでいるから、好きなシーンの細部を良く観ようと思い臨んだ。

【第1幕】
ザ・スワンの登場シーン…キング出た!と嬉しくなるも、正面からでなく横から見た所為か少々迫力に欠けたのが残念。初めて観たときはインパクトあったのにな。
続いて現王子登場のシーン…やっぱクリスの王子は良いなぁ。手の動きが最高! しかも表情がコロコロ変わって…気だるそうに手を振っているのだけど、女王に窘められて笑顔を取り繕ったり…カワイイなぁ。その後の女王が若い衛兵といちゃついてるのに気付いて野次馬を追い払うところろとか…見ちゃダメ!ってカンジに一生懸命追っ払ってる姿がカワイかった(笑)
その後の劇中劇も近くで観たほうが楽しかった。いちいち芸が細かいんだよね…後ろじゃそんなの気付きませんから! ガールフレンドがお菓子食べてたり、ボックスで揉めてるのをみてダンサーが呆れた顔をしたりとか。それにあわせて前方の席からは笑い声が上がってた。アレは後ろの方じゃ何が可笑しいか分からなかったな。

【第2幕】
やっぱりスワンが出てくるシーンは圧巻。呼吸の音までが聞こえてきてこちらも思わず息を呑んでしまう。特にスワンが徐々に集まってきて王子の様子を窺うシーンは何度観ても素晴らしいと思う。でも今回は自分がその視線の先に居なかったのが残念↓ 間近であの目力を体感してみたかったなぁ。完全に横顔を観るって感じだったから。
そしてザ・スワンと王子とのデュエット…ここはもうクリスに軍配を上げる。二人一緒に踊る前は「絶対キングの方に目が行くな」と思ってたら、全然! もうクリス王子の踊りが際立ってた。なんであんなに綺麗なんだろう。最後の方は笑顔も全開だし、光り輝いて観えたよ。ため息。でもこの日のホセはなんだか前回より精彩を欠いていたような…。腕の動きは本当に素晴らしいんだケド、足のほうが上手く上がっていない感じがして…気のせいかな?
しかしこの二人のデュエット、親鳥に纏わりつく雛鳥ってカンジでカワイかったな(笑)

…途中休憩…
後ろの女の子二人組の会話が笑えた。
A「無駄のない肉体って感じだよねー」
B「色白いしキレイだよね」
そうそう、ホセもの凄い色白だよね! 私もビックリした。
A「あ、王子って「王子」と「幼年の王子」がいるんだ」(←配役表を見ているらしい)
B「本当だ。じゃぁ、後半はスラっとした青年がでてくるのかな?」
A「かもね!」
違いますから! もう出て来てますから!! 気付いてあげて!!!(爆笑)
まぁ、私も初めて観たときはいつ入れ替わったか分からなかったモンな(苦笑)

【第3幕】
ジェイソン版のザ・ストレンジャーの登場の仕方が印象的だったので、ホセはどうだったかな?と思い観てみると…全然解釈が違う…
ジェイソン版でのザ・ストレンジャーは細いバルコニーの手すり上を、子供がふざけてガードレールの上を歩くようなカンジで表れ、着地する時は全員が自分に注目するよう、わざと「ダン!」と音を立てて登場した(←ちょっとヤンキー入ってた・笑)
ホセ版は、そこが細いバルコニーの手すりの上だとは思わせないスマートな歩き方で表れ、着地する時は音もなく…でも軽やかというわけでもなく…不思議な着地をした。なんだか闇から突然人が現れたみたいで、しかも威圧感がもの凄くて、まさにザ・ストレンジャー(=未知の人)だった。
その後もその独特な威圧感全開で、格好良かった~。ザ・スワンのときに感じる寂しさがなくって、「全ての者は私に従え」ってカンジに高圧的で。あれじゃぁ各国の王女もメロメロですよ(笑) でも王子はそんなザ・ストレンジャーに憤りを感じているようで…ニール王子は取り乱しているように観えたケド、クリス王子は憤ってるように感じた…ザ・ストレンジャーが目線送っても見ようともしないし…ここでも王子の芯の強さが窺えた…そう、クリスの王子は甘えたサンだケド、実は芯がしっかりしてると思う。でもそんな人がアル中になるのか?(笑)
そして3幕はいつも一箇所だけで笑いそうになるシーンがある…ザ・ストレンジャーが王子の腕を捻り上げて噛みついた(?)後、王子が背中を掻くシーンだ。なんだかね、「ノミうつされちゃったの?」とか思って笑いそうになっちゃうんだよ!(書いてる今でも思い出して笑ってしまう…イカンイカン)

【第4幕】
手術のあと、一人ベッドに寝かされた王子のベッドの下から3羽の白鳥が出てくるシーン…あそこが好きなのに観えなかった(泣) こういうところがステージ間際の席の辛いところ。足下は殆ど見えないのだ。しかし前方だからこそ分かる、スワンたちの不気味さ伝わってきた。なんの感情もないんだよね…ただただ異なるものを排除するってカンジで表情がないのだ。そこに欠片でも敵意でも失望でも感情が窺えたら、ザ・スワンも王子も報われる(? うーん適切な言葉が浮かばない…)と思うのだけど。

各場面の感想はこんなカンジで…その中で今回特に印象に残ったのが【第2幕】の、王子がザ・スワンの首に抱きつくシーン…この日まで王子がザ・スワンにすがり付いているんだとばかり思ってたのだケド、ホセ&クリス組を観て認識が変わった。抱きついてるんじゃなくて、抱きしめてあげてるんだ。
ジェイソンのザ・スワンは一匹狼みたいなカンジで一人でも全然平気ってカンジだけど、ホセのザ・スワンには上に立つものの孤独感が溢れていた。なんかね、寂しそうなんだよ表情が。で、その寂しさを王子が包み込んであげるというか…このときのクリスの表情がね、本当に慈悲深いというかなんというか、喜びから来る表情ではなかったと思う。すごく印象的だった。

カーテンコールでは、今回は迷わずスタンディング・オベーション。
この時、1列目のお客さんが一輪のバラをステージに投げ込んだのだケド、それを拾ってはにかんだ笑みを浮かべたホセはカワイかった。あんなデカイ図体してシャイなのね(笑) この日のカーテンコールは本当熱烈で、何回も何回も幕が上がって、最後の方でクリスが「また上がったよ、行っとく?」みたいなカンジでホセを見上げてたのも可愛かったなぁ(笑)
私も理想のザ・スワンと王子だったよ!との思いを込めてイッパイ拍手した。
しかしこの理想の組み合わせ、前日までの東京公演38回の内、1回しかなかったんだよ!? 首藤さん観るより確立低いんだよ!? それを観れただなんて、本当にラッキーだった。
ちなみに東京公演(テープ)全40回終了時の組み合わせ率は…
(bumkamuraの「これまでのキャスト」参照)

1位:ホセ&ニール組(17回)
2位:ジェイソン&クリス組(14回)
3位:ジェイソン&首藤組(5回)
4位:ホセ&クリス組、ジェイソン&ニール組(各2回)

という結果…ホセ&首藤という組み合わせ以外は一通り演っているのね。しかしジェイソン&ニール組ってどんなカンジだろ!? 王子のほうが背高いよね、確か…。でもこの組だと3幕のタンゴの部分が引き立つような気がする…あそこは女性ポジション、男性ポジションと入れ替わってお互いが主導権を握ろうとしているようにみえるから…極端に身長差があると王子が男性ポジションに立った時違和感があるんだよね。この日のホセ&クリスは結構無理があったような(笑) でもきちんとリフトしてたクリスは凄いと思う。

はぁ、できれば全部の組み合わせを観てみたい。首藤王子も観てみたい。本当あのオーラは凄かった…。
観るたび観るたび新しい発見があって、また次が観たくなる…。あぁ、こうしてみんな重症になっていくのね…。泥沼です…(苦笑)
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≪ Tour TITLE / FINAL @ LIQUIDROOM ebisuホームマシュー・ボーンの「白鳥の湖」 第二回目 ≫

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