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気の向くままに、自分の好きなコトについて文書で発散中~

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2006/06/11

六月大歌舞伎

忘れないうちに、「六月大歌舞伎」の感想を…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、「君が代松竹梅」
ご祝儀舞踊ということで、何だかおめでたい雰囲気の舞踏。しかし何で今の時期に!? お正月とかの方が向いてそう。
各々が松・竹・梅を手に持っているのだケド、遠目(三階席)から観ると、大根を持っているように観えてしまった…(笑) 三人の中では愛之助が一番好みの踊り方だった。

二、「双蝶々曲輪日記」
え? そこで終わっちゃうの!?ってトコロで終わっていて、何だか消化不良…。というか、結構寝てたかも…(爆)

三、昇龍哀別瀬戸内 「藤戸」
舞踏劇というのかな? 吉右衛門の老母はちょっと無理がある(貫禄がありすぎる)かな…なんて思ってたケド、蓑を使って子供の思い出(?)を語るトコロはウルウルきた。
あと、佐々木盛綱の部下4人が素敵だった~v つい、一番若い種太郎を目で追ってしまった(笑) 最後、悪龍を囲んで退治するところが格好良かった。
しかし、対する悪龍のアノ頭の龍の載せ物(冠?)はチョット滑稽だった(苦笑) ズバリ龍の形をしたモノを載せるより、龍を彷彿とさせるモノ(龍の角だったり…)を載せた方が様になったんではないかな?と思ったり。

四、江戸絵両国八景 「荒川の佐吉」
佐吉という役は、初めから格好良い役なのかと思っていたら、本当に三下奴でビックリ。仁左サマは格好良いのに!(笑) 腕っぷしは強くないケド、義理人情に篤く…そんなんだから、いつも貧乏クジを引いていて…。ホント、損な性分だな~って思うのだケド、そいういう佐吉だからこそ、辰五郎も兄貴分として慕っちゃうんだろうな。この劇に出てくる女性はホント見る目がないね(笑)
仁左衛門と染五郎のコンビも歳の差を感じさせない良い雰囲気で、カワイイナ~二人ともv、なんて思いながら観てた。染五郎は世話物の方がイキイキとしていて好きだな~。段四郎は格好良い悪役でこれまた素敵v
後半、子供の話になったトコロは、ちょっとレスリー・チャン主演映画「流星」を思い出した。てか、設定一緒ね。最後は母親に引きとられるという…。
菊五郎演じる大親分が、子供を母親に返すよう佐吉に諭すときに、「犬猫を育てるのとは訳が違う」みたいなことを言ったのだケド、ここでもう大泣き(ToT) 踏ん切りをつけさせるため、あえてキツイ言葉を言ったのだろうケド、ヒドイヨ親分ーーーッ(泣) 佐吉は犬猫育てるつもりで卯之吉を預ったんじゃないやい!!
もうこの後の子別れは涙なしには観れなかった…周りのお客さんでも結構号泣されている方が多かった…(でも、鼻かむのは我慢して欲しかったな、なんて・笑)
序盤は自分勝手な人達に振り回され、最後は可愛がっていた子も取り上げられ…佐吉って不幸ね…と思わなくもないケド、仁左サマが爽やかに演じているので、それほど後味の悪い作品ではなかった。結構良い作品でした。うん、私は好きだな。

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、「暗闇の丑松」
題名の通り、話も演出も非常~~~に暗い、後味の悪い作品だった…。丑松が一人、勝手にグルグル回って、周りを不幸にしていって…巻き添えをくった女房お米が一番不幸で可哀相だった(泣) アンタに言われた通りにしてたのにさーーー。

二、新古演劇十種の内 「身替座禅」
前幕の後味の悪さを一掃してくれる、楽しい作品だった♪ おとっつぁん本領発揮(笑) バカ殿様が似合ってますvvv
仁左衛門が奥方役…ということで、色男の仁左サマなら女方も結構素敵なんじゃない??なんて思っていたのだケド…色男、色女に非ず(笑) やぁもう立派な奥方だったよ!(笑) 手とかゴツイんだもん! どうみても女に観えない(笑) でも、嫉妬を露にするトコロは乙女入ってて可愛らしくカンジたのだケド、でもやっぱりゴツイ(笑) 松也も似たような身長だけど、仁左サマ並ぶと可憐に観えるもんなァ。って、この時に限らず松也はいつも可憐だけど(笑) ヤハリ骨格の違いかしら?
玉の井の器量が良かったら、右京も他に目をくれずに、仲の良い夫婦になれただろうに…と思うと、チョット可哀相…。
見た目で判断したらイカンよ!と思いつつ、滑稽さが理屈抜きに笑える作品だった。
今度、勘三郎の襲名披露地方巡業でも演じられるので、非常に楽しみ♪♪♪

三、「二人夕霧」傾城買指南所
何だか良く分からないうちに大団円になっていたポカーン(苦笑)
最初と最後の世話物っぽいノリのときは楽しく観れたのだケド、義太夫に入ってからはチンプンカンプン…
でも時蔵の花魁姿(?)を観れたから、ソレだけでも結構満足かも(笑) しかし遊廓でもないのに何であんな格好してるの? コスプレですか!?(笑)


と、↑の様なカンジで、六月の演目はチョット微妙だった(苦笑) 殆どが「意味が分からなかった…」というのが最たる理由…コレはもう慣れるしかないかなぁ…。勉強、勉強!

2006/05/25

團菊祭 五月大歌舞伎 昼の部 第二回目

本日の歌舞伎: 團菊祭 五月大歌舞伎 昼の部 千穐楽 @ 歌舞伎座

「チケットWeb松竹」を見るとはなしに見ていたら、全日売り切れになっていた昼の部のチケットが戻っている! で、千穐楽の三階A席のチケットが残っていたのでポチッとな(笑)
ということで、以前から予定していたTRICERATOPSのライブの前に歌舞伎座で歌舞伎を観てきた。

★前回の感想はコチラ★

初見のときのインパクトは夜の部の方が強烈で、夜の部はもう一回観たい!と思っていたケド、昼の部はそれ程までは思ってはいなかった。
でも両方とも2回観て、初見と変わらずに面白いなと思ったのは意外にも昼の部だった。物語としての完成度が高い作品が多かったからかな?

それぞれサラッと感想を…

「江戸の夕映」…海老蔵と右近の声が上手く出てなかったのが残念。右近は変声期なのかな? でも松緑と菊之助のカップルが相変わらずカワイカッタから良し。大吉の武勇伝聞かせついでに惚気ている“おりき”の様子がホント可愛いかったなぁ(笑) 最後、松也のお登勢と菊之助のおりきが、相合傘で奈落から上がってくるときの身長差に密かに萌えた(爆) 松也くらい身長のある相手だと菊之助が更に可憐に見えて素敵v(←役の上での話・念のため…)

「雷船頭」…前回より前の席だったので、松緑の表情が良く観えた。もの凄く良い笑顔してたのね! ビックリ。あと、鬼の指は3本ってのは何処からの引用なのかしら?

「外郎売」…大向うがイッパイかかって凄かった! 大向うがアレだけかかるとモノ凄い迫力。ココだけ熱気が違った。そしてソノ熱気にやられて今回も涙が出てしまった。感化されすぎです(苦笑) でも、休むことなく千穐楽を迎えられて本当に良かったと思います。また近いうちに舞台に立って欲しいです。

「権三と助十」…前回観たときも面白くて、幕見でよいから観たいな~と思ってた作品。やっぱり今回も面白かった! おっさんたちのグダグダ具合が好みなんだろうな(笑)
所々、千穐楽のお遊びか、前回観たときとは違うところも。専らおとっつぁんの役目だったけれど(笑) 時々三津五郎も必死に笑いを堪えているようなトコロがあって、遠目からは良く分からなかったケド、細かい遊びをしていたンではないかな?
最後、彦兵衛が実は生きていたと打ち明けるくだりで、左團次演じる大家が「ビックリすることがあるんだよ」と言ったのを受けて「結婚のことですか?」と振った菊五郎に慌てる左團次(笑) 左團次が最近再婚したコトを知らないと「?」な台詞だケド、知っている人には爆笑な切り返しだった(笑)

昼の部でもお遊びがあったのだから、夜の部はもっと凄かったんではないかな? 特に「黒手組曲輪達引」…どうだったんだろー、気になるなー。菊五郎劇団の時は千穐楽も押さえとかないと、楽しいことを見逃しそうで危険だわ(苦笑)

2006/05/22

平成若衆歌舞伎 「大坂男伊達流行」

本日の歌舞伎: 平成若衆歌舞伎 「大坂男伊達流行」 昼の部 @ ル テアトル銀座

前日に引き続き、この日も歌舞伎。当初予定に無かったのだケド、朝日新聞のチケットプレゼントに当たったので、母と二人して観に行ってきた。
一応、当選者枠があって抽選ということだったケド、応募した人全員当たっているような気がする…何だか何時ぞやのライブを思い出してしまったよ(遠い目)
早めに来た方が良い席のチケットが貰えるかな~?と思って、早めに会場に行ったのだケド、引き替えたチケットは微妙な席だった…。んー、コレなら遅く来ても同じだったかな?と思ったケド、会場に入ってみたら思っていた程悪い席ではなく、ソコソコ観やすい席だった(←タダで貰っておいて注文をつける女・笑)

作品自体は良くある話で、先が読める分、客を舞台に集中させるのは役者の技量次第。そして、その技量はやはり若手とあってか心許なく、途中何度か深い眠りの森に誘われてしまった(爆)
そんな中、一際キラリと光るのは愛之助。ヤハリこの中では技量の差が歴然。当然といえば当然のコトなのだケド、本物だなぁと思った。
他に目を惹いたのは“おせん”役の人。声が普通に姐さん声で、この人実は女の人でないの!?と密かに疑ってました…(笑)
前半で良かったのは、敵対する2チームの決闘シーン。ちょっとミュージカルなカンジで面白い演出だな、と思った。
しかし前半は、全体的に話が広く浅く~というカンジで散漫な印象が否めなかった。もう少し説明が欲しかったなぁ。って、自分が聞き逃してただけかな!?
後半、平左衛門とおせんの一騎討ち(?) とぉってもシリアスな場面なのだケド、おせんのあまりのしぶとさに思わず笑ってしまった。スミマセン。でもアレは幾らなんでも引っ張りすぎでない!? オカンは「不死鳥だね」とコメント(笑) まぁ、コレのお蔭で完全に目が覚めたのだケド(苦笑)
その後の立ち回りは目を見張るものがあって面白かった。特に戸板を使ったバランス(?)は「おぉ!」と感嘆の声を上げてしまった。
最後はお約束、心中なのだケド、「人死にで泣かせるな!」と思いつつ、お約束通り泣かされるのでありました。

前半は締まりがなく、やはり若手が演っているからかな?なんて不遜なことを思っていたのだケド、後半は勢いがあって最後は泣かされて…〆が良かった所為か、終わってみればそれなりに満足することが出来た。
あと特筆すべきは、回り舞台がない中、テキパキ変換されていた舞台変換。美術さんの技量に感心。大掛かりな舞台設定にしなくても、魅せることは出来るのよね。今月の歌舞伎座の「江戸の夕映え」もこうだったら良かったのに…。音楽も若手を意識してか、疾走感のある曲が多用されててナカナカ良かった。

最後、歌舞伎には珍しくカーテンコールがあり、頑張って!の意も込めて出演者達に沢山拍手を送った。最後に愛之助が登場。その場で汗を拭いた手拭を客席に向ってポイッチョ。ソレに飛びつくファンの群…何だかミュージシャンのライブみたいね(笑)
歌舞伎歴の短い自分が言うのも何だケド、まだまだ拙い所はあったけれど、一生懸命やってるんだ!という意気込みが伝わってきて、最後、全員が舞台に並んでいる姿を観て、何だか泣けてしまった。

東京進出第一弾はカナリ厳しい結果だったとは思うけど、来年もチャレンジして欲しいな。でも先ずは会場の広さと、チケット代を考えた方が良いのでは? やはり名題下の役者さん達が出ているのだから、もう少し安くても良いんでない?? 音楽系だってインディーズは安いんだしさ~。ってそういうモンでなし?

2006/05/20

團菊祭 五月大歌舞伎 夜の部 第二回目

本日の歌舞伎: 團菊祭 五月大歌舞伎 夜の部 @ 歌舞伎座

結局ガマン出来ず、夜の部をもう一度観に行ってきた。
今回の席は1階2等席。花道はキチンと観えるし、何より舞台正面だったので、余すところなく全体が観えたのが良かった~。ヘタな1等席より良いな。
と、席はカナリ良かったのだけど、コンタクトの調子が悪かったのと、隣の席の人との感情の温度差(泣きの融点が高くて、笑いの沸点が低い人だった…)が気になって、余り集中できなかった…高いお金だしたのに勿体ないことをした(泣)

★前回の感想はコチラ★


個々の感想は前回述べたので、今回は特に述べない…というか、展開が分っている分、妙に冷静に「あ~ココで泣けちゃうんだよね~」とか思っている自分が居て、残念なことに初回のとき程の感動や衝撃はなかった。特にストーリー物は…。
と、ストーリー面はいまいち集中して観れなかったのだケド、見落としていた演出や、話の背景が補われたのは良かった。やはり舞台全体を観るってのは大切ね。でも貧乏だからソウソウ高い席での観劇は出来ないの(泣)
反対に、舞踏物は思考力が必要ないから(笑)、コレは素直に楽しめた。前回より近くで観れた分、表情も良く分ったし…前回「藤娘」の海老蔵はどうなのよ!?と思ったケド、今回観たら思っていた以上に表情があって良かった。でも自分が望んでいるトコロとは違うところで愛敬を振りまいているので、ソコはやっぱりウ~ンと思ってしまったけれども(苦笑)
菊之助の「保名」も前回より人間臭い表情があって、前回ほど人外には観えなかった。でも相変わらずカワイコチャンだった(笑) 女物の着物被って恍惚とした表情を魅せることろとかね! シャッターチャンスですよ! カメラマンさん!!(笑) あ~、もっと間近で観たかったなぁ。

今回の教訓: 好きな役者が出るときは、初めから良い席で観ましょう

休憩時間に筋書き(写真入)とブロマイドをゲット。白玉ちゃんのショットが少なくて残念。逆に保名はありすぎて悩む…。悩んだ挙げ句、2枚だけ購入。
しかしこのブロマイド、どういう基準で選ばれてるンだろう? 前回、嗚呼、私の目にシャッター機能が付いていたら!と思うくらい、シャッターチャンスが沢山あったのに、そういうトコロが殆ど選ばれてなかったんだよね~。残念↓


この日は久し振りに朝から天気が良い日で、この天気なら傘は要らないわね~と思い、傘を持たずに出かけた。歌舞伎座へ向う前に三越へ寄って夕飯を買ってから、いつもの道順で歌舞伎座へ向おうと地上へ出てみると、バケツをひっくり返したような大雨…チョット濡れてもよいから、駆け足で行っちゃおう☆ なんて到底思えないくらいの雨量。一歩外に出たら確実にズブ濡れ…何でこうタイミング悪く雨が降るかな!? まぁ、銀座から東銀座まで地下道で繋がっていたので難を逃れられたけど、慣れない道順で危うく開演時間に間に合わないトコロだったサ。
何だか、最近また雨女のカルマが溜まってきているような気がする…。しかも一人で行動するとき、雨になる確率が高いよ!? こんな調子だと、来月に控えている野音のライブが心配だわ…。

2006/05/16

五月大歌舞伎 @ 新橋演舞場

先週の歌舞伎座に引き続き、この日は新橋演舞場の「五月大歌舞伎」を観てきた。
当初、早々有給は使えないし、土日のいずれかに観に行こう~と思っていたのだケド、歌舞伎会会員先行発売の頃は三階席がほぼ完売状態…そんな中、唯一昼夜共に三階席が余っていたこの日を購入。席を選べる余裕も無い状態だったから、当然席は良いハズがなく…西列側だったのだケド、こんなに酷いとは思わなかった(泣) 次回からは、もう絶対買わない席決定!(苦笑)
で、肝心の作品の感想はというと…

◆◇◆ 昼の部 ◆◇◆

一、「ひと夜」
当初、誰がどの役でどういう役回りなのか理解しないで観ていたので、冒頭の松太郎がその場に居ない連合いに対してヒステリーを起こしている場面で、ゲイの痴話喧嘩!?とか思ってた(笑) てか、松太郎は脇役だと思ってたし(苦笑)
芝雀の“おとよ”は女に嫌われる女だった。実際こういうヤツが居たらムカツクー。ってか、何で男は好いように騙されるのか不思議(苦笑)
でも最終的には、おとよと松太郎のバカップル振りがカワイカッタから許す(笑) もう本当に迷惑なカップルだったよ。今月は歌舞伎座にも迷惑なカップルが居たけど(笑)、アッチは態と見せつけてるケド、コッチは無意識だからな~。ホント、迷惑なんでイチャツクのは他所でやってください(笑)
久方振りの上演らしいケド、他の配役でも是非観てみたい作品だった。

ニ、「寿式三番叟」
割りと良く上演される演目らしいケド、観るのは初めて。
想像以上に音も踊りもダイナミックで凄かった。只、染五郎と亀治郎の体格の差が勿体なかったな~と。何か染五郎が貧相に観えてしまったよ…(失礼)
扮装の所為か、「あさきゆめみし」やら「陽陰師」やらを彷彿とさせられ、また別の意味でも面白かった(笑)

三、「夏祭浪花鑑」
先月歌舞伎座で観た「」と似通った話。冒頭は割りと明るめなので喜劇とまではいかないケド、明るい話なのかな?と思ったら、流石歌舞伎(笑) 最後のオチはお約束の陰惨さ(苦笑)
観ていて良かったな~と思ったのは「難波三婦内」の場。 福助演じるお辰が良かった! 演技がというのでなく、お辰の心意気が格好良かった。「顔がキレイだから預けられない」との返答に、自分の顔を火箸(?)で焼くお辰。ブスな女だって、自分の顔を焼くなんて出来ないよ! で、「そんな顔になったら、旦那に愛想を尽かされるんじゃないか」との問に胸をポンと叩き「ココでござんす」と答えたトコロが格好良いー。姐サン、付いていきますゼ!とか内心思ってた(笑) でもこういう人なら、顔どうこう以前に間違いは起らないと思うのだケド…まぁ、周りを納得させるためには仕方ないことなのか…。
見せ場とされている「長町裏」 本物の水と泥が使われていたのだケド、ソレが、迫力がある!と感心するよりも、後で始末が大変そうだな~という方に気をとられていた…。
しかし義平次は殺されても仕方ないような憎いヤツだケド、殺す前に他に方法がなかったのかな? 歌舞伎の登場人物って結構短慮な人多いよね(苦笑)

◆◆◆ 夜の部 ◆◆◆

一、「増補双級巴」 石川五右衛門
宙乗りがあるってことでか、昼公演より多くのお客さんが入っているように見えた。
夜の部も三階西列側だったのだケド、コノ作品に関しては宙乗りが間近で観れて、迫力があって良かった! 宙乗りは面白いな~。もっと他の作品でも観てみたい(笑)
話はあるようでないような…でも歌舞伎の様式美というか見せる所が沢山あって、ソレはソレで面白かった。宙乗り以外にも二階建ての櫓(?)のセットとか…見目の楽しい演目だった。

ニ、「京鹿子娘道成寺」
福助の白拍子花子は“娘”と言うよりは“熟女”だよな~なんて思っていたのだケド、踊りが進むにつれて娘らしく観えてきたのは、ヤハリ福助の成せる技なのかな~と不遜なことを思ったり。
でも二月の「二人道成寺」が強烈で、自分の中でアレを越える道成寺はナカナカ現われそうもないなー。
福助の花子は、見た目結構淡白そうと言うか情念が薄そうなカンジだった。まぁ、冒頭から情念メラメラじゃ、正体隠せないから当然か。むしろ、清姫の情念が徐々に乗り移っていった…と言う描き方だったのであれば、次第に娘っぽく観えていったのにも納得。
この道成寺でも手拭撒きがあったのだケド、所化サン達がリアルで若い(笑)子達だった所為か、撒いてと言うよりは、何処まで遠くに飛ばせるか競っているカンジだったから、結構後ろの席まで届いていたんじゃないかな?(笑)

三、「松竹梅湯島掛額」 吉祥院お土砂/火の見櫓
「吉祥院お土砂」の場は、基本的に笑わせる内容で、吉右衛門の長兵衛が終始笑わせてくれた。他にも要所要所で現代風の笑いを取り入れたり、叔父・甥ならではの身内ネタ(笑)を入れたりして、飽きがこなくて良かった。
しかし染五郎の吉三郎と亀治郎のお七は本当に恋仲なのか疑問。むしろ吉三郎は迷惑そうで、お七が一方的に好いているようにしか見えなかったのだケド(苦笑)
続いての幕「火の見櫓」は、前幕とは打って代わってシリアスな場。人形ぶりで描き出されるお七の思いが切ない。特に、義太夫の「羽根があれば、翼があれば飛んでいけるのに」というカンジの台詞に合わさる場面が切なさ倍増。雪が舞台に舞い、幻想的な雰囲気で、恋する女の時には醜い情念が美しく演出されていたと思う。
今回初めて「人形ぶり」なるものを観たのだケド、もうちょっと無機質なカンジだと、更に人形懸って見えて、振りとして面白いんでないかな?と。十分良かったケド、亀治郎には期待を込めて注文を(笑)
しかし、その後のお七はどうなるのですかね? やっぱ、死刑ですか?(爆)


今回の歌舞伎、どうにも席が悪くて集中して観れなかった感が…。観えないと覚悟していた花道は、TVが設置してあったお蔭で観れたのはウレシイ配慮だったケド、下手が全く観えないのには参った。余りの観えなさ加減に、西列側の人達は途中、席の大移動をしていたね(苦笑) あぁいう席は在る意味あるのかな? 何だかとっても損をした気分だった(泣) まぁ仕方ないけどね、貧乏なんだもん…。

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momota

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     梁朝偉(トニー・レオン)
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    ◆常に好物
     syrup16g
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今後の予定

【11月】
・花形歌舞伎@新橋演舞場
・Some Get Town Tour@LIQUIDROOM
【12月】
・12月歌舞伎公演@国立劇場大劇場
・中尾諭介@青山 月見ル君想フ(希望)

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